■ アーティスト：AGATHA / stereo type
■ タイトル：SPLIT-CD
■ フォーマット：CD
■ レーベル：FURTHER PLATONIC
■ リリース年：2018年

【どんな音楽か聴いてみたい！】
http://furtherplatonix.bandcamp.com/album/split-6

FURTHER PLATONICよりstereo typeとAGATHAのインストスプリット入荷！

久々のstereo typeの音源リリースはスプリットということで対するバンドも気になってましたがAGATHAにはいい意味で驚かされました、cinemechanicaのようなハードコア&テクニカルマスのようなサウンドスタイル（the cabsの激っぽい曲にも近いかも）がまず3人で鳴らされてることに唖然、いわゆる日本っぽいポストロックのサウンドスタイルではないくらいイキきってるし、何より爆走してるようなスピード感がカッコいいです。音質も拘ってるようであえてのこのザラッとした質感がよりバンド本来の魅力を伝えてるような気がします。いや、これは絶対ライブやばいでしょう、そういう意味でもすごく観たいし体験したいバンドですね。

そしてstereo type、「うつろう」の冒頭アルペジオからリズム隊が滑り込んでくる数10秒聴いただけて「あーこの感じ」という個人的思い入れ補正が当然入ってしまうのですが、2013年活休～2016年再開という期間がありながらもブランクを感じさせない楽曲は後半に進むにつれて、久しぶりに会う人に「変わんないね～！でも何か少し大人っぽくなったなぁ...」という感情を抱くような、うつろいゆく時の流れを感じてしまいます。なんだかんだ書くにつれて個人的主観が出て申し訳ないですがやはりそれだけ彼らには思い入れがあるのでご勘弁を...録音もstereo typeはAGATHAと対極ですごくスムースな感じに聞こえました、そして3曲目「被害妄想癖」1stアルバム収録楽曲のリテイク、各バンド3曲の計6曲収録！

【レーベルインフォ】
強烈なインストMATH ROCK/POST ROCKを基盤にした両バンドによる世代を繋ぐ作品。AGATHAは、激テクニカルで台風の如く突っ走るギターと、楽曲を見事調和しながらもインテリジェンスでこれまたテクニカルなベース、sans visageのメンバーでもある中川航のドラムもまた強烈だ。爆音とスピード感を大事にした、基本がインストとは思えないハードコアインフルエンスなライヴバンドである。
stereo typeは2013年に活動停止、2016年に活動再開し初となる音源。独特な緊張感とコード感を基本に奇天烈な展開を広げ、エモーショナルに奏でる。うねるBASSが楽曲を彩り、変則的なリズムでありながら独特のグルーヴが在る。

Track-List
AGATHA
1.Holon
2.Metaphor
3.Dimension Gate

stereo type
4.うつろう
5.デュー・プリズム
6.被害妄想癖