June of 44「Revisionist: Adaptations & Future Histories In The Time Of Love And Survival」※LP
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■ アーティスト:June of 44
■ タイトル:Revisionist: Adaptations & Future Histories In The Time Of Love And Survival
■ フォーマット:LP
■ レーベル:BROKEN CLOVER RECORDS
■ リリース年:2020年
【どんな音楽か聴いてみたい!】
http://juneof44.bandcamp.com/album/revisionist-adaptations-future-histories-in-the-time-of-love-and-survival
ポストロックの源流はどこにあるのか...その答えの一つにU.Sは「ルイビル」と答える人もいるように、June of 44というバンドはその源流の主たる面々が揃ったスーパーバンドであった。いや...あったと思って20数年、驚くべき事に正確には21年ぶりに新作をリリースしたのである。
June of 44のメンバーはJeff Mueller(Rodan / Shipping News)、Sean Meadows(Lungfish)、Fred Erskine(Hoover / The Crownhate Ruin / The Sorts ...)、Doug Scharin(Codeine / Rex / HiM / Mice Parade...)の4人、1994年結成され1999年に『anahata』をリリースした直後に解散、時を経て2018年に解散後初の共演ライブを行うために再結成し、その流れに乗ったままリリースまで進んだ形となるのだが、なんと今作はJohn McEntire(Tortoise)がプロデュース&ミックス&リミックスで参加しており、インフォ段階で緊張極まるポストロックな音像になること間違いない予感。
聴けばわかると言うなかれ、それでも久しぶり過ぎて不安もあり...でも聴いたらやっぱり刺さりました。わたしも40半ばまで幾多のポストロックバンドを聴いてきましたがやっぱりオリジネーターはすごい。そもそもロック的な様式を拒んで行き着いた深い森の源流なだけに、リズムもギターの鳴りもジャンルレス=オリジナル、緊張感ある中での音の出し入れやメロディはセンスあってのもの。ハードコアはもちろん、アンビエントなダブやポエトリーリーディング、ポストパンク、ジャズ...ロックから逸脱しつつも川底には多くの音楽エッセンスが渦巻いている。
CDもリリースされるそうですがやはりこれは...レコードでね、聞きましょう。
A1. A Chance To Cure Is A Chance To Cut Your Face Remix – Matmos
A2. Rerecorded Syntax
A3. Cardiac Atlas
A4. Post-Modern Hereditary Dance Steps
B1. A Past To Face Remix – John McEntire
B2. No Escape, Levitate
B3. Generate
B4. Paint Your Face